他人を見下すことについて

 私は他人を見下すことで、自分を肯定する人だ。そして、こんな人は誰でも一緒にいて嫌になるだろうし、見下すことで得られるものは何もないということもわかっている。しかし、だからといって、いきなり他人を見下すことをやめるというのもいささか適当すぎる。他人を見下す理由は以下に詳しく書くが、一つに自信がないことがある。そして自信がないのは同時に恐怖があることを示している。つまり、そんな状況の中で見下すのをやめたら恐怖しか残らない。自分の無力感に苛まれ、新しいことをやる力、変わりたいと思う力さえも阻害してしまう。(実際に自分はそうだったからこれは体験談でもある)じゃあどうすればいいのかと自分なりにこの1ヶ月考えていた。だから、それについて書こうと思う。

 まずは、他人を見下す理由から考えた。自信がないこととプライド、この2つが大きなものだと思われる。このプライドをもう少し詳細に言うならば、周りより有能であることや、周りと異なった存在であることを求めている気持ちを今回はプライドとした。

自分に自信がないが、プライドだけは高いために自分は有能であるということを何かしらで証明しなければならない → 他人と比べ、自分が上位に立っていること、自分は正しいということを証明する → 自分は正しい=自信 上位に立っている=プライドの充足

 

 次に、解決策を探してみた。すると以下の方法が主だと思われる。

自己肯定感を高める(自尊心を高める)。しかし、これは容易ではなさそうである。

ありのままの自分を認め、今までやってきたことを振り返り肯定するなどなど。

しかし、それが認められないのだから認めよと言われても難しい。ちなみに、認められない理由は単純で、プライドが邪魔しているのだ。この程度では認められない、そう思ってしまうのだ。ではこのような場合はどうすればいいのか。

ここで私が気づいたのは、何か一つでもいい。今やっていることを極めきることだ。

自分の中でこれだけは負けないというものができれば、プライドの充足、自信をつける、これら2つを同時に達成できる。だから、この一年間は何もやらずただ、自分が好きだと思うことを極めることにした。その結果はまた一年後になるかもしれないが、その時に書くとする。